「朝ズバッ」で特集されました。

昨日、長崎県対馬の港に降り立ったのは韓国から来た僧侶の一行。130316_164157130316_164206 

事の発端は去年10月。
対馬市内のお寺などから、県の有形文化財にも指定されている観世音菩薩座像130316_164217

国の重要文化財の銅造如来立像や、教典の大蔵経が韓国の窃盗団に盗まれたのです。

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今年一月末、日本政府の要請を受けた韓国の警察が、69歳の男ら窃盗団の一員を逮捕。
無事仏像を押収しました。

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しかし盗まれたうちの一体、対馬北部にある観音寺の本尊、観世音菩薩座像について、

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韓国中部の寺浮石寺側が「仏像は韓国で作られたもので、不当に国外に渡った」
浮石寺側は、「そもそも650年ほど前に、日本に略奪されたものだ」として、この仏像を日本に返還しないよう韓国の裁判所に訴え、裁判所は仏像が韓国のものか日本のものか分かるまでは、日本に渡してはならないとの仮処分を出したのです。

そして昨日、韓国の寺の僧侶らが観音寺を訪問するため来日。

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 到着した関係者の手には、有効の証として別の仏像を収めた木箱が。
さらにカラフルな寺のマスコット人形も渡したいと持参していました。

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 韓国僧侶「これは浮石寺建立の切っ掛けとなった人物をモデルに作ったマスコットです。」

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 韓国側関係者「訪問の目的は特にありません。参拝のために参りました。」

この意味不明な訪問。
果たして目的は何なのでしょうか?
正午前、観音寺に到着した韓国の僧侶一行。
しかし、観音寺の住職は不在。
すると・・・

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 住職不在の観音寺前でお経を唱え始める僧侶達。
話を聞いてみると。

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 僧侶「伺ったけど、誰も居ませんでした。まずはここの前住職と話がしたかったです。」

この訪問について、観音寺の前住職も怒りを隠せません。

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 観音寺前住職 田中節孝氏
「略奪したとか、なんとか言いがかりも甚だしい。会いたいと言われればね、窃盗したものを背負ってね、ご挨拶においでになるのが、私は筋だと思うんですけど。」

対馬と釜山の間にはフェリーの直行便もあり、対馬は韓国からの観光客も多く訪れる場所。
それだけに今回の騒動に観音寺側も、心を痛めています。

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 田中節孝氏「長引けば長引くほど、日韓の交流の妨げになるでしょうし、対馬の人を始め日本人は、韓国人に対して信頼関係を私は急速に失ってしまうだろうと思います。」

今回の騒動になった観世音菩薩座像。

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 仏像には浮石寺、天暦三年の記述があり、西暦1330年に朝鮮半島で作られたものである事を示しています。

市の担当者は

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 津島市文化財課 平江俊哉氏
「高麗仏ということで、1300年代の後半に作られたものだろうと思っておりますけど。いつ(対馬に)来たかという事は定かではないです。はっきりしてるっていう事は、今の仏像自体、窃盗団によって盗まれたものですので、まず持ち主に返して頂く。」

そして昨日、菅官房長官は

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 「私、あんまりその韓国側の僧侶の方の意味が良く分からないんですけど、ユネスコ文化財不法輸出入等禁止条約。これに基づいて対馬から渡ったその文化財をですね、日本に返却するように外交ルートを通じて韓国政府に対して既に要請をしてますから、そこは全く変わる事はないです。」

結局、韓国側の僧侶は昨日午後3時会見を開き、今日可能なら観音寺側と面会をしたい意向を示しました。

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 韓国僧侶「今回は会えなかったのですが、もし会えるなら観音寺でお会いしたいです。観音寺側ともっと深い仏の心で話し合って解決出来ることを祈願しています。」

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 みの「こりゃ仏様も困ってるだろうな。」

小林アナ「ホントですね。」

みの「まあ仏教の世界、宗教の世界では、お前のためにあるとか、私のためにあるってもんじゃない。全人類の平和のために宗教ってあるんでしょ。そしたらあそこにあるここにあるとか、そういう問題じゃないんだよ。盗まれたのは事実なんだから、ね、だから韓国の若者も言ってたじゃない。『盗まれたものはとりあえず返す。それからだろう』と。」

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与良氏「ああいう意見も韓国内でもあるわけで、これが韓国内でなかなか報道されないんだよね。韓国のマスコミにもホントに僕責任あると思うんですよね。日本の話になると、こういう風になってしまうというね。」

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 みの「おかしいですよね。」

小林アナ「韓国側が置いて言った親書の内容としては『事件発生のかなり前から、仏像が本来の場所に奉納されるため努力してきた。仏の心で話し合い、共生できることを祈願している』と。しかし一方の対馬の観音寺前住職は『いまさら何百年経って筋が通らない。まずは即座に返還して頂いて、その後は話し合い相談に乗りましょう』と。このような反応をしています。」

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 みの「これ韓国側の親書に『事件発生のかなり前から仏像が本来の場所に奉納されるため』ってあるけど、じゃあ窃盗団使って盗んででもいいから奉納しようっていうの?」

 小林アナ「いやそれはホントに許されない事です。」

みの「韓国の法律ってそんな法律なの?」

与良氏「だから、しかし裁判所はね、ある程度容認する事を認めてしまうわけですよ。だからね、法律までこうしちゃうわけね。日本との歴史の話になるとね。だからこれはとってもおかしいことですよ。」

尾崎氏「法治国家じゃないですよね。こんなのね。」

三屋氏「歴然とした事実で、これは盗まれたものなんだから、まず一回戻して、そこからやっぱりね、ちゃんと話し合えば。」

小林アナ「日本政府としても菅官房長官が記者会見を行っていましたが、やはり条約に基づいて日本に返すよう、外交ルートを通じて韓国政府に対しすでに要請しているという事なんです。」

みの「仏様は困ってるわな。情けないね。」

小林アナ「こちらなんですけど、県の指定有形文化財でもあって、檀家さんも返して欲しいと話していますので、言い分としては前住職としては、やはり早く返して欲しいと言うことですね。その後については話し合って相談に乗りましょうという事です。僧侶の話してしては、韓国側の方は略奪されたものと話しているんですが、僧侶の方としては、まあ後々仏像の排斥運動があって、日本に渡ってきたものではないかという風にも話していました。」

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 みの「でもあれだね。日本のお坊さんは出迎えれば良かったじゃない。」

小林アナ「今回あえて外出をされたという情報がありましたね。」

みの「会った方が良いんじゃないの?話した方が。」

小林アナ「今日あのお坊さんは帰ってしまうそうですので。」

みの「で、またあのお坊さんは韓国に帰って、やっぱり日本に言い分は正しいんだって言やいいじゃない。」

与良氏「言わないでしょうね。」

小林アナ「うーんどうでしょうね。心配なニュースではありますが。」

 

出典:徒然日記

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